HEY-SMITH

DJ YUYAのコールアンドレスポンス、「再び帰ってきたこのステージ、HEY」⇒「スミース」というオーディエンスのでっかいレスポンスで始まった2年ぶり3度目のステージ。
初登場だった2013年も雨、2017年は快晴、そして今年も雨だが、登場直前にどしゃぶりだった雨は止みだしていた。

SEで、楽器を手にステージに登場したメンバーだけで、すでにライヴエリアは乱舞!「スカイジャンボリー!俺たちと一緒にぐちゃぐちゃになろうーっ!」見事に復帰したばかりの≪Vo./G.≫猪狩秀平の一声でホーンの音も高らかに『2nd Youth』がスタート!
狂奏曲のようなSKAに合わせてぬかるみの中(笑)、1発目から”待ってました”とばかりに躍り、弾まずにはいられないオーディエンス。『Living In My Skin』、『Radio』とノンストップの前半3曲、メンバーも1曲目から全力で迎え撃っている。

MC開口一番「ただいまー!」、さらに「楽屋にFM長崎から手紙が置いてて、そこに稲佐山からの町並みの景色は最高ですって書いてあってんけど、曇ってて何も見えへーん(笑)!あと、稲佐山からの最高の景色はこのステージなんで、よろしくお願いします!今日はとことんいこうぜ!!」

『Don't Worry My Friend』、『Fog And Clouds』、『Stand Up For Your Right』と、ホーン隊はステージ上を駆け巡り、猪狩と≪Vo.&B.≫YUJIの本気の気合でぶつかってくるアグレッシブなステージングで煽ってくる!息つく暇も与えてもらえないような3曲で駆け抜けたあとは、『Sunday Morning』、『Summer Breeze』。ちょっとだけセンチメンタルでメロウな夏曲が、熱くなっている体に、少しだけ風を吹せてくれているようだった。

「俺たちあと2曲演ったら帰ります!こんな天気やねんからさ、やるなら完全燃焼やろ!! Oi Oi」と、『We sing our song』がスタート!これまで以上の熱量でボルテージが沸点に届きそうな中、「俺たちあと1曲、あと1分!やりたいことあと1分しかできないぞー!やりたいことやって帰れよ〜!たぶん、その辺めっちゃ危ないことになるぞー!体力に自信のないヤツどいとけよー!騒ぎたいヤツ、思いっきり騒げーーーーーっ!!!!!」。
おなじみの最後の1曲『Come back my dog』の、頭のギターの音が鳴り出した瞬間からサークルがライヴエリアに出現し、瞬く間に大きな渦となり、あえて使わせてもらうが、”狂喜乱舞”というワードそのものの、猪狩の言う、「やりたいことやって帰れよ」を、そこにいるオーディエンスひとりひとりが実践し満足していたであろう、最高にハッピーなフィニッシュだった。

やっぱりSKAってサイコー!

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SET LIST
M1:2nd Youth
M2:Living In My Skin
M3:Radio
M4:Don't Worry My Friend
M5:Fog And Clouds
M6:Stand Up For Your Right
M7:Sunday Morning
M8:Summer Breeze
M9:We sing our song
M10:Come back my dog

photograph by Yuki KATSUMURA

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