teto

芝生エリア横の舗装された坂道を川のように雨水が流れる大雨の中、今年初の参加となるteto。

ギターの歪みの音からの『高層ビルと人工衛星』。
≪Vo./G.≫小池貞利の、「長崎のみなさん、一緒に楽しんで、一緒に踊って、歌って、雨に打たれてください、tetoです!」という挨拶が済むと、一瞬にして沸点の高いパフォーマンスで、フロアを沸かせた。
後方のシートエリアで様子をうかがっていたであろう、”はじめまして”のオーディエンスも、大雨も気にせず、ライヴエリアへ続々と走る走る!
2曲目『拝啓』では疾走感ハンパないスピードで一気に攻め、「フェスの楽しみ方なんて人の数ほどあって、何千何万通りもあっていいんですからね!」と、たたみかけるように『暖かい都会から』、『9月になること』で、この日初DIVEがあっという間に広がった。
「長崎のみなさんいい顔してますね!」という小池も、とびっきりのいい顔!≪G.≫山崎陸、≪B.≫佐藤健一郎、≪Dr.≫福田裕介の3人の楽しんでる姿も、観てるこちら側をさらに嬉しい気持ちにしてくれる。

そしてラストは『光るまち』。
最初からフルスロットルで飛ばしてきたtetoが最後にしっかりと聴かせてくれたのは、誰もが感じることができる世界。
”光るまちに行こう 光るまちに行こう”
一緒に大声で歌っている人、初めてのtetoを体験して聴き入ってる人。
ただ激しいだけではなく、聴く人を引き込む不思議な魅力がある…。
そこには小池がMCの中で語っていたように、ここにいるみんながそれぞれ自分の形でフェス(音楽)を楽しんでる姿が溢れていた。

そして気が付けば雨は上がっていた…。

時間はまだまだ11:30過ぎ。
すでに稲佐山の導火線には完全に火が点いてしまった。

私もteto初心者でしたが、噂通りのぶっ飛んだライヴに、一発でハートを撃ち抜かれてしまった!
きっとそんな人が何千人といたことでしょう。

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SET LIST
M1:高層ビルと人工衛星
M2:拝啓
M3:暖かい都会から
M4:9月になること
M5:光るまち

photograph by Yuki KATSUMURA

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