LAMP IN TERRENスタート直前、雨は小雨に変わったものの、すでにぬかるんでいるステージ前のライヴエリアに、今か今かと待ち構えているオーディエンス!前回、初登場の5年前、≪Vo./G.≫松本大の「また絶対ここに戻ってくるから!」という、有言実行のもと、21thのトップを飾ざるのは、大村出身LAMP IN TERREN。 前日の前夜祭も大いに盛り上げた彼ら。 DJ YUYAの「あのバンドが絶対ここに戻って来るという約束を果たした」というMCで、さぁスタートだ。 挨拶代わりともいえる伸びやかな歌声で、全体を通した今日の1曲目、『ホワイトライクミー』で頭から雨の稲佐山を揺らしにかかった。 続いて長崎県民ならば耳にしたことがあるだろうCMソング『Dreams』からの、『地球儀』でフロアをガンガン躍らせ、「5年経って自分に自信を付けてここに帰ってきた」と言う松本の言葉通り、堂々としたメンバーの姿がステージの上に。 「ここには長崎の先輩もいますが、俺たちは全員が長崎出身のバンドですから…、あえて言わせていただきますが、もう夢にはしない。 憧れたりしない。 いや、憧らせる。 夢には絶対にしない、現実にする。 絶対にここのステージで俺たちがメインで! 俺たちがみんなの誇りになれるように…、 今日、今、この瞬間から始めます…。 今日音楽を愛した、愛してるみなさんを本気で愛して伝えます!」と、 絞り出した魂の言葉の後、ラストソングの力強い『BABY STEP』! 一旦止んでいた雨も、松本の誓いの言葉の最中にオーディエンスを煽るようにまた降り出したが、そんな雨にも負けないオーディエンスの楽しんでいる姿と最高の笑顔! LAMP IN TERRENの未来に繋がる20分1本勝負! きっとこのステージでメインを張る日を待ち望む、この場でKNOCK OUTされた新しい仲間が増えたことだろう。 +++ SET LIST M1:ホワイトライクミー M2:Dreams M3:地球儀 M4:BABY STEP |
photograph by Yuki KATSUMURA |
