
「Nature/Music」
時刻は11:20。開演に先がけてステージに登場したのは熊本在住のシンガーソングライター「東田トモヒロ」
時間があればよく波乗りに行くという小麦色の肌の彼。夏の青空・自然の緑が実に良く似合う。
予定では東田さん1人での弾き語りスタイルでのライブだったところが、Spinna B-illのバックメンバー(G:マツさん/D:ピースケさん)もその場のノリで一緒にプレイしてくれることになり、急遽バンドスタイルでのライブに。
(もともと東田さんとビルさんは仲が良く、当然のようにバックメンバーも東田さんとは仲良し。こういうミュージシャン間の結束力の強さも、結果的にジャンボリーをより素晴らしいイベントにしてくれた要因なんだろうなぁ、と後日こうして振り返っていて思う。)
イスに腰掛け、使い慣れたアコースティックギターを片手に紡ぎだされる音と言葉。。。余計なものを何も足さないから“やわらかくも芯の太い声”と“木の温かみを感じるアコギの音”をじっくりと味わえる。
さらにエレキギターのマツさんとドラムのピースケさんも、ぶっつけ本番とは思えない完璧なセッションワークで魅せる。
東田さんの曲をBGMに、芝生エリアで心地よく体を揺らしながらビールを飲んでいるオーディエンスの何と幸せそうなことか。できることなら自分もそうしたかった!
自然豊かな稲佐山のロケーションに溶け込む音楽、そして東田トモヒロという自然体が奏でる極上の音楽を堪能できる至福のひととき。
4曲の演奏ということであっという間だったけど、オープニングアクトと呼ぶには贅沢すぎるパフォーマンスだった。 |
|
 |