スカジャン スペシャルレポート
   
   
     
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東田トモヒロ

「Nature/Music」
時刻は11:20。開演に先がけてステージに登場したのは熊本在住のシンガーソングライター「東田トモヒロ」
時間があればよく波乗りに行くという小麦色の肌の彼。夏の青空・自然の緑が実に良く似合う。

予定では東田さん1人での弾き語りスタイルでのライブだったところが、Spinna B-illのバックメンバー(G:マツさん/D:ピースケさん)もその場のノリで一緒にプレイしてくれることになり、急遽バンドスタイルでのライブに。
(もともと東田さんとビルさんは仲が良く、当然のようにバックメンバーも東田さんとは仲良し。こういうミュージシャン間の結束力の強さも、結果的にジャンボリーをより素晴らしいイベントにしてくれた要因なんだろうなぁ、と後日こうして振り返っていて思う。)

イスに腰掛け、使い慣れたアコースティックギターを片手に紡ぎだされる音と言葉。。。余計なものを何も足さないから“やわらかくも芯の太い声”と“木の温かみを感じるアコギの音”をじっくりと味わえる。
さらにエレキギターのマツさんとドラムのピースケさんも、ぶっつけ本番とは思えない完璧なセッションワークで魅せる。

東田さんの曲をBGMに、芝生エリアで心地よく体を揺らしながらビールを飲んでいるオーディエンスの何と幸せそうなことか。できることなら自分もそうしたかった!

自然豊かな稲佐山のロケーションに溶け込む音楽、そして東田トモヒロという自然体が奏でる極上の音楽を堪能できる至福のひととき。
4曲の演奏ということであっという間だったけど、オープニングアクトと呼ぶには贅沢すぎるパフォーマンスだった。
  東田トモヒロ
 
東田トモヒロ
 
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東田トモヒロ

ライブのスタート時刻が近づくにつれ、物販チェックを済ませたオーディエンスが次第に前方のライブエリアに集まってくる。
太陽が真上に昇った12時。いよいよこの夏最高の一日が幕を開ける!

「聖闘士星矢のテーマ」にのって(笑)トップバッターのFUZZY CONTROLが登場!
昨年アメリカ最大の音楽見本市=S×SWに出演したときには「日本から来たレッチリ」と地元メディアから大絶賛された、平均年齢22歳!(2005年8月20日現在)驚異の3ピースバンド=FUZZY CONTROL。

名前は知っていてもライブはまだ見たことがないという人が多かったのか「どんなバンドなんだろう?」とオーディエンスは様子を見る感じだったが、1曲目が始まった途端、その考えが間違いだったことに気付いたようだ。
スタジオミュージシャン顔負けの超絶テクニックと、それに裏付けられた確かなライブパフォーマンス+卓越したメロディセンスと独特の言葉遊び。その全てが絶妙に絡み合う(いい意味で)邦楽らしくないサウンドに吸い込まれるようにどんどんオーディエンスがライブエリアに集まってくる。

「みんなも音楽大好きですか?その気持ちが世界中に広がれば戦争はなくなる、と思って作った曲です」というMCの後にプレイされた「空は見てる 僕は唄う」。被爆60周年を迎えたここ長崎だからこそ、より重みのあるメッセージ。オーディエンスはみな体全体で受け止めながら聞き入っていた。

後半戦に入りシングルナンバー「Little Girl」で再び会場は興奮の渦!
続く「later」では、曲中でJOEくんが「織田○二」「イン○ン・オブ・ジョ○トイ」といった言葉でコール&レスポンスして観客をあおり、ラストはおなじみの「PASSION」で終了。

Rock・Punk・Blues・Funkなど色んなエッセンスを取り入れたフリースタイルな現代的サウンドでありながらも、しっかり60's〜80'sのルーツロックも踏襲したクオリティの高い楽曲。ステージ袖で観ていた他の出演バンドも「スゲェ!」の連発。
ジャンボリー初出演ながら、堂々たるパフォーマンスだった彼ら。今後のロックシーンを大いに騒がす存在となるだろう。
  FUZZY CONTROL
 
FUZZY CONTROL
 
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