Sky Jamboree 2022

SPECIAL REPORT

スペシャルレポート

Dragon Ash



2018年以来4年ぶり5度目の出演、5人体勢となって初の長崎ライブとなるDragon Ash。

まずはステージ上手から(DJ)BOTSが登場、続いて下手から(Vo&G)Kjが登場。(冒頭から余談だが、Kjはこのあと登場する佐野元春 & THE COYOTE BANDの「今、何処」ツアーTシャツを着用!)
まずはKj & BOTSの2人でオープニングナンバー【Entertain】に突入。途中から(G)hiroki(B)T$UYO$HI(D)櫻井誠も加わりバンド演奏という展開に。
困難な時代の中で“生の音楽”の喜びを表現した楽曲。ハンドマイクで軽やかにステージ上を動き回りながら歌うKj。曲の合間に話された「ロックフェスに声を取り戻せ!楽しさを取り戻せ!」との言葉が、結果的にこの日の彼らのライブを象徴するものだった。



2曲目は新時代の到来を告げる【New Era】
櫻井とT$YO$HIのパワフルなビートに呼応して、全力のハンドクラップや腕振りで応えるオーディエンス。この2年ほど感情や行動にブレーキをかけていた人々のリミッターを解除するKjの言葉もあって、ファンの熱量はより一層ヒートアップ!

「今でも音楽は楽しいですか?」との呼びかけに全員が手を挙げて反応。「ロックバンドはロックバンド好きな人を裏切らないから!世界はこれを“MIXTURE ROCK”と呼ぶんだぜ!」とショートMCして、hide with Spread Beaverの名曲【ROCKET DIVE】へ。
溜め込んでいた喜怒哀楽のいろんな感情をぶちまけるように、ステージも客席も大盛り上がり!



やはりサウナ状態のステージは酷なようで、第一声は「やべぇ、クソあちぃ…!」からスタートしたMC。
「いろんな主義主張を、大きな音でマイクを通してステージであれこれ言ってるのが俺らバンドマンの職業。(その主義主張を)みんなが選べばいい。よかったら声をあげればいいし、手を叩けばいい、踊ればいい。それがロックフェスだと思う。何よりロックフェスというのは、お金を払ってるお前らのものなんだから!」

そう話して、今春リリースしたばかりの【Tiny World】に流れ込む。
「世界はお前のものだ!」「我慢するために音楽やってねぇんだから!我慢するために音楽を聴きにきてるんじゃねぇんだろ?!」と、鼓舞しながら歌い演奏する5人。壮大なスケールの楽曲にオーディエンスも陶酔。



ボッサ調のトラックが流れる中、シャツを脱ぎギターのチューニングを終えたKjがMC。
「どう?楽しくない?俺ら2年間我慢したから、ハッキリ言ってバチくそ楽しいからね!まだ夏を諦めてない人、おる?(全員挙手でリアクション)夏、入ります!」と、ラテンクラシックのカバー【La Bamba】へ。
「スカジャン調子どうだい?」と歌詞をアレンジしたり、頭上でタオルプロペラを提案したり、天性のエンターテイナーぶりを発揮。陽気なメロディと軽快なビートにあわせてみんな楽しそうにダンス!

さらに【For divers area】を畳み掛けオーディエンスを休ませない!
ダイブの代わりにその場でジャンプしたりヘッドバンギングしたり、思う存分ライブを楽しむ観客。その表情を見て「いい顔できんじゃねーかよ!」とKj。

「ご覧のとおり、何年やっても俺たちには俺たちの方法があって決意があるわけよ。どのバンドにも大なり小なり、ささやかでも大いなる野望でも決意があるわけよ。それを受け止めるか受け止めないか、だけだから。正しい奴なんか(ステージに)誰も出てこないからね。バンドマンで食おうと思ってる奴なんてそもそも正しくないから。自分の好きなことやって生涯を終えたいだけの奴しかやんないから。そんな人に金払うって気持ちでいなくていいから。自分が日頃むちゃくちゃ我慢したり、頑張ったりしたご褒美で自分に金払ってると思ってロックフェスにこれからも遊びにきてください。」



真摯なMCと思いきや直後に「うそプー!!」と吐き捨て、キラーチューン【Fantasista】へ!
これぞまさにカタルシス!「ありえねーぐらい飛び跳ねろ!」「俺らに八つ当たりしてこい!ロックバンドに預けてこい!」と抑圧を解放、数年前の光景が蘇る。

大盛況のライブを終え、最後は手を繋ぎ一列に並んで深々とお辞儀。ステージから5人が見えなくなるまで拍手が鳴り止むことはなかった。

”KING OF MIXTURE”という称号にふさわしい圧巻のライブパフォーマンスをみせたDragon Ash。25周年アニバーサリーを経て、これからも日本のロックシーンを大いに賑わせてくれることだろう

SET LIST

1:Entertain
2:New Era
3:ROCKET DIVE
4:Tiny World
5:La Bamba
6:For divers area
7:Fantasista

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2023年2月まで「25th Anniversary Tour ~ENTERTAIN~」各地で開催!