Sky Jamboree 2024 SPECIAL REPORT
今年のラインナップの全貌を文字で見た瞬間「えぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーっ!」と自宅のリビングでひとり大声で絶叫。こんなえげつないスカジャンに参加できて僕ぁ幸せだなぁ…なんて思った日から「あっ!」ちゅーう間に当日を迎えた。とにかく今年の夏も暑い…とにかく暑い!もはや陽の下にいるだけで痛い今年の夏。数日前から台風の影響もあり、くるくる廻る子猫の瞳のように変わる8月25日(日)の天気予報に(勝手に)翻弄されながら当日は「OMG!!!!!」良くも悪くも晴れ過ぎた晴天。"…今日はヤバかことになるとやろうねぇ…"なんて思いながら、気合を入れいつもの稲佐山へ。早朝から待ちわびたスカジャンキッズ?の長蛇の列。みんなこの日を楽しみにしてたのが直球で伝わってくる。
いわゆる日本各地で開催されている音楽フェスと呼ばれる祭りの中でも歴史もあり、なおかつドメスティックに26年前の初開催のスタンスと変わらない1ステージスタイルで走り続けるFM長崎のSky Jamboree。最近感じているのはスカジャンに参戦するオーディエンスの移り変わり。もちろん10代20代のROCK KIDSもたくさん見掛けて嬉しいが、子ども連れやなんなら赤ちゃん!三世代で参加されている姿を眺めているとこのフェスの歴史や自分が知る限りの関わってきた方々を改めて感じ、感慨深い気持ちになったとかならなかったとか。
オープニングの"Wellcome to Mt. INASA、ようこそ稲佐山へーっ!"というもはや恒例?お約束?のYUYAさんの大声から始まる愛すべきスカジャン。「1999年に産声を上げたスカイジャンボリー、ここは屋根のないオープンエアーのLIVE HOUSEなんだぜ!」まさにその通り。「今日集まったみんなは仲間。ここには隔たりもない、上も下もない、音楽が好き、ロックが好き、パンクが好き、その括りで集まった仲間たち。めっちゃアツい1日になりそうだな。水分塩分ペース配分を守ってたのしもうぜ」
即完したチケットの勢いと比例して圧巻のステージを魅せる、聴かせるバンドと、それを浴びる準備万端のオーディエンスが集ったSky Jamboree2024。きっと今日の稲佐山での出来事は伝説クラスの1日となることでしょう。
スペシャルリポート・ライター:辻郷 真由美
ひと昔前浜町にあったCDショップの元バイヤー。スカジャンには初回からお酒を飲みながらCDやグッズを売るお仕事から始まり、かなりの回数通っています。昔っからFM長崎さんにお世話になっているただのお酒と音楽好き。I♡R&R
※表現を統一するためアーティスト名はすべて敬称略しております。
※MC多めですが、一言一句そのままではなく要約しております。ご理解ください。