Sky Jamboree 2022

SPECIAL REPORT

スペシャルレポート

打首獄門同好会



グルメ、健康、季節など、何気ない日常を音楽で表現する “生活密着型ラウドロックバンド”=打首獄門同好会。ずっとSky Jamboreeにラブコールを送り続けてくれた彼らも、幻の2020年~2021年を経て念願の初出演!

Sky Jamboreeは1999年から一貫して「ステージは1つだけ、スクリーンなし」というガラパゴスフェスなのだが、打首獄門同好会によって“初の映像演出”という歴史的な一歩が刻まれる!(大袈裟すぎ?笑)
ファンはご存知のとおりVJがイラストや歌詞テロップなどを映し出してライブを盛り上げるのが特徴で、ステージ上手側(客席から見て右側)にLEDモニターが登場。
メンバー3人も本番前ステージに登場し「私を二郎に連れてって」で公開サウンドチェック。



「それでは始めます、打首獄門同好会です!よろしく!」の一言をきっかけにヘヴィなサウンドを鳴らす楽器隊。そのまま1曲目【新型コロナウイルスが憎い】へ。
ビートに合わせてVJ風乃海が拳を突き上げ、オーディエンスも一緒にサイレントOi-Oi!誰もが思っている『出口の見えない日々がいつまで続くのだろう?』という不安を払拭するように「こんな時だからこそがむしゃらに前向きに!打首獄門同好会のライブスタート!」と高らかに歌う大澤敦史(以下「会長」と表記。)

すぐさまバスドラムを刻み始める(Dr)河本あす香、そのビートでVJと観客はハンドクラップ。
「ようやくやって来れましたSky Jamaboree!俺はここでやりたかった!“稲佐山スクワット大会”が始まりまーす!」と言って次の【筋肉マイフレンド】に突入!
歌詞に連動して“大胸筋、三角筋、上腕二頭筋”などいろんな筋肉がモニターに映し出されるのでつい見入っていると、曲の途中で『みんなもやってみよう!スクワットタイム』とのテロップが。VJとオーディエンスは手を頭にまわして、会長と(Ba)Junkoは演奏しながら、全員で一斉にスクワット!こんな一体感は初めてだ(笑)

さらに畳みかけるように【きのこたけのこ戦争】を演奏!
1970年代から続く日本最大の論争(?)を題材に、重厚なリフとキャッチーなサビで観客を沸かせるナンバー。「きのこ!たけのこ!」を連呼する部分では、きのこ・たけのこをイメージして頭上で手を三角にして盛り上がる!

3曲を終えて会長がMC。
「Sky Jamboree、めでたく初出演でございます!…初出演だけど出演オファーは3回目、出演告知も3回目。毎年ラジオで『出演します!』とコメントしています。なので、もうSky Jamboreeの“告知”に関してちょっとしたベテランになってきました。ただ…初出演です!」と笑いを誘いつつ、稲佐山の景色の話題へ。

「稲佐山は夜景が有名ですが、西側に海も見えるんです。(Junkoを指差しながら)夕陽を見たい人がいるんですよ~。Sky Jamboreeは分かってくれてますね!打首獄門同好会のライブが昼間に終わって、ご飯を食べてインタビューとかも全部終わって。いろいろ落ち着いた頃に日が傾きはじめて、あの人(Junko)は会場からいなくなります。どこか眺めのいいところであの人を見かけても、日が沈むまではそっとしておいてあげてください。」
ペコリとお辞儀するJunkoにファンから温かい拍手が送られる。

「山の上だから少し涼しいかな?と油断しましたが暑いですね…湿度が73%あります。こんな暑い日にピッタリの曲があります。」と前置きして【なつのうた】へ。
コウペンちゃんの可愛いアニメーションとそよ風のように心地よいボサノヴァ調のギター。まるで避暑地で過ごす爽やかな夏のよう…と思いきや、まるで炎天下の直射日光のようなディストーションの効いた重低音が割り込んでくる!オーディエンスも曲調の変化に応じて横揺れしたり拳を上げたり忙しそう(笑)

コウペンちゃんに続き、今度は芦沢ムネトによる“しまじろう”イラストのMusic Videoが話題となった【カンガルーはどこに行ったのか】へ。
会長とあす香のツインボーカルが印象的なこの曲。「かんがえることを」と繰り返す部分では、会長とファンが一緒に拳を上下させて曲を盛り上げる。

愛らしいアニメーションでちびっこ観客のハートも掴んだ後、九州での今後のライブと2週連続となる新曲配信をお知らせする会長。話の流れから、既にライブで披露しているという新曲【地味な生活】を披露。

「温泉行きたい!海に行きたい!山に行きたい!旅行に行きたい!」と、コロナ禍に溜まった願望をラウドロックで表現した曲。「長崎行きたい(まぁ来たけどね)」というご当地フレーズを盛り込むのがニクい!地味といいながら派手なサンバ調のサビでは、VJとともに手を左右にフリフリ。新曲と思えないくらい大盛り上がり!

「長崎県は島の数が日本一ですから、この曲を歌わないわけにはいかない!」と宣言して人気曲【島国DNA】へ。
「魚!魚!」では拳を突き上げ、「まぐろ!まぐろ!」では三三七拍子のハンドクラップ。一緒に声を出したい!けどグッと我慢してジェスチャーでレスポンス。



「まだ完全に戻ったわけではないですが、こうしてSky Jamboreeも開催できているし。あと少しでもっともっと楽しい世の中に戻っていくと思うので、そのときにまた是非一緒に遊びましょう!どうか皆さんの音楽ライフが今後ますます大豊作でありますように!」
と、ラジオでもよくオンエアされる代表曲【日本の米は世界一】を披露。

歌舞伎の“毛振り”のようにロングヘアを振り乱しながらベースを弾くJunko、個性的なセッティングのドラムをパワフルに叩くあす香、7弦ギターのヘヴィなリフとハイトーンボイスで稲佐山を沸かせる会長。これぞ打首!という楽曲で締めくくってライブ終了。

告知だけで終わった2年分の鬱憤を晴らす白熱のパフォーマンス!休む暇を与えないセットリストで最初から最後までオーディエンスを盛り上げ、かつポジティブなメッセージで元気も届けてくれた打首獄門同好会。また稲佐山で観られる日が楽しみだ!

~余談~
ライブの数時間後、Junkoは同じレーベルの日食なつこも誘って展望台からの夕陽を楽しんだとのこと(笑)

SET LIST

1:新型コロナウイルスが憎い
2:筋肉マイフレンド
3:きのこたけのこ戦争
4:なつのうた
5:カンガルーはどこに行ったのか
6:地味な生活
7:島国DNA
8:日本の米は世界一