KEMURI

Sky Jamboreeの礎を築いたバンドであり、歴代最多となる6度目のトリ(1999年、2003年、2004年、2007年、2013年、2018年)!RYOJI〜10-FEETと渡ってきたバトンを受け取り、アンカーを務めることができるのはKEMURIしかいない!

夜の稲佐山を象徴する3本の鉄塔イルミネーション。しかし今夜は音楽堂が放つ光のほうが煌びやか!

無数のオーディエンスからの暖かい拍手に包まれながら、まずは楽器隊6人がステージへ。そして(vo)伊藤ふみおが最後にゆっくり登場、マイクシールドを手にぐるぐる巻いて準備万端!

「皆さんこんばんは!KEMURIです!Sky Jamboree 20回目!最後いかせてもらいます!準備いいっすか?!後ろは準備いいっすか?!」と、オーディエンスの準備もバッチリであることを確認してから【New Generation】でライブスタート!
Sky Jamboreeで聴くKEMURIサウンドは格別!誰もが興奮を抑えきれない様子でスカダンス&シンガロング!

1曲終えて一礼したふみお、すぐさま「Let's go!」と合図を出し【Knockin' On The Door】へ!

平谷庄至のパワフルなドラミングとロートタムの音 / 津田紀昭のメロディアスなランニングベース / 田中'T'幸彦の軽快なギターカッティング / コバヤシケン、河村光博、須賀裕之による心踊るホーンアレンジ。そんな強靭なサウンドを受けてのびのびと歌う伊藤ふみお。(バンドを統括する指揮者のように、時折ライブエリアに背を向けて歌う姿も。)

続いて、歌い始める前に「No time to cry, why don't we try? 泣いている暇なんてないよ。さぁ、もう1回やってみよう!そんな気持ちで作った曲です。」と歌詞を交えて解説してから、トロンボーンのイントロが印象的な【Prayer】に突入!
あたりはすっかり暗くなり客席の様子が見えにくいものの、大合唱の声量から盛り上がっているのがビシバシ伝わってくる!

オーディエンスの歓声や拍手が落ち着くまで一呼吸置いて、静かになった場内にトランペット、トロンボーン、サックスの美しいハーモニーが響き渡り【Yellow Survivors】を披露。平和の街=長崎にこの曲のメッセージを届けるべく、誠心誠意プレイする7人。

「Let's go!Tサン!」の一声から【Ohichyo】のギターイントロを軽快にプレイ!ふみおも美しい海老反りジャンプをキメるなど絶好調!人気の日本語曲とあってオーディエンスのOi Oiコールもサビの熱唱も大ボリューム!

5曲を終えたところでMCを挟むふみお。
「歳をとればとるほど、心の底から"ありがとうございます"という機会はなくなっていくものの、今日は心の底から言わせてもらいます!どうもありがとうございまーす!」と大声で感謝を伝え。「これから先もずっとずっと長い道を一緒に歩いていこうという気持ちで作った曲。長崎 Sky Jamboreeに贈りたいと思います!」と【Along The Longest Way…】を熱唱!

あっという間に残り1曲となってしまったことに対し「早い!(笑)」と、思わず本音をポロリとこぼしたふみお。「Let's go, T!」の掛け声と同時にBm7の響きが印象的なギターカッティングが始まり、客席から大きな歓声が!
「最後の曲を演奏する前に、もう1度バンドを代表してスタッフの皆さん!心からお礼を言います。どうもありがとうございました!共演者の皆さんどうもありがとうございました!そしてDJにも大きな拍手をお願いします!」と、ふみおらしい挨拶を付け加えてから、最後のナンバー【Ato-Ichinen】へ!
「あらら、こららで、あと一年!」をきっかけにダイバー大量発生!スカダンスを楽しむ人や、拳を突き上げてシンガロングする人など、良い意味で場内ひっちゃかめっちゃか!思い思いにKEMURIを楽しむオーディエンス、そしてメンバー自身も、みんな笑顔で大団円!

「どうもありがとうございました!もう1度Sky Jamboree 20年おめでとうございます!そしてこれからも、どうぞどうぞ…Sky Jamboreeであり続けてください!」と締めくくってステージを降りた7人。

終演後のインタビューで「20周年ということで、最初に出演した1999年ごろを意識して選曲した。」とふみお。セットリストの7曲は全て1stアルバム「Little Playmate」と2ndアルバム「77 Days」という内容!
感慨深い30分間であり、目元に笑い皺を増やした時間にもなりました。

Sky Jamboreeの大黒柱=KEMURI、最高の夏をありがとうございました!!

SET LIST
1:New Generation
2:Knockin' On The Door
3:Prayer
4:Yellow Survivors
5:Ohichyo
6:Along The Longest Way…
7:Ato-Ichinen

NEWS
ライブDVD / Blu-ray「TOUR 2018【Ko-Ou-Doku-Mai】」
オフィシャルオンラインおよびライブ会場限定で12月19日から発売!

photograph by Yuki KATSUMURA

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