スカジャン スペシャルレポート
   
   
     
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CHABO BAND

オープニングアクトを含め既に8組のパフォーマンスが終了した。
この悪天候にも関わらず、ほとんどのお客さんが帰ろうとしない。(感謝!)

番組に寄せられるSky Jamboree関連のメッセージで「出演バンドがどうこうというより、全体の雰囲気が好き」とか「友達がみんな集まるのでSky Jamboreeが夏の同窓会です」といった内容をここ数年多く見かけるようになった。

普段はほとんど聞くことのないジャンルや、見たことのないアーティストであっても、偏見を持たず純粋に音に触れる“真の音楽好き”が増えているのだろう。
この日会場に集まった“真の音楽好き”に是非とも感じてほしい音がある。それがこの方のステージだ。仲井戸“CHABO”麗一さんが登場!

1970年代にフォークユニット「古井戸」でデビュー、その後「RCサクセション」のギタリストとして忌野清志郎さんと共に80年代のJロックを築き上げ、現在はソロ・バンド・土屋公平さんとのユニット「麗蘭」などで活躍中の彼。
今回は長崎で初となる“CHABO BAND”でのライブ。

ブルージーなギターと味わい深い歌詞、そして独特のクセがある歌。これらが組み合わさって完成するCHABO流のR&R。
予備知識など必要ない。聞き手は自分の感性で音をキャッチし、そのまま身を委ねればいいのだ。
レイドバックしたCHABOさんのキャラクターも相まって、30分という短い時間がゆっくりと流れていくように感じられる。すっかり彼の世界に引き込まれて「このままずっと聴いていたい…」と思った人も少なくないのでは?

「俺の友達が今病気と闘ってるんだ。みんなも応援してやってくれよ。」と話し、最後の曲で何と!THEイナズマ戦隊の(g)武郎くんをゲストに迎えて、RCサクセションの名曲「雨上がりの夜空に」を演奏!!(CHABOさんがこの曲でボーカルしたのは人生初とのこと!)これにはオーディエンス全員が大感動!ライブ終了後もしばらく拍手は鳴り止むことはなかった。

そういえば2002年にLOVE JETSも「雨上がりの夜空に」を歌ったんだよなぁ、と思い出した。(あの年もお昼まで雨が降っていた。)
どちらのバンドもラスト1曲で聞かせてくれたところがニクい!いかにお2人がこの曲を大切にしているかよく分かる。2人の心のつながりも垣間見えたような気がした。

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ELLEGARDEN

今年のSky Jamboree出演者を発表してから当日を迎えるまでに、番組に寄せられたリクエストを集計すると、1〜2を争う人気だったのがこのバンド=ELLEGARDEN!
彼らがトリを勤めるだろうと思っていたファンも多く、総合MCのYUYA氏がバンド名をコールした瞬間オーディエンスの大移動(笑)足元のどろどろも全く気にせず前方のライブエリアは人・人・人であっという間にパンパン!

全オーディエンス注目のなか、シングル「Space Sonic」でライブスタート。イントロから地響きのような歓声が!曲調にあわせてサビで爆発、みんな大暴れ!!そのオーディエンスの元気がメンバーにもフィードバックされ、さらに演奏に凄みが増していく!

頭2曲をプレイした後、(vo/g)細美くんが楽しそうに一言「おまえら元気がいいから、(俺らも)元気な曲にします!」
そこから予定していたセットリストをガラリと変更。オーディエンスのテンションと会場の空気感にあわせて、その場で次の曲を決める方向に。
いくらライブバンドとはいえ、その場で曲を決めて次の瞬間からカチっと演奏できるメンバーはすごい!&それに瞬時に対応できるPAさん・照明さんもすごい!(笑)

ライブ時間が限られていることもあり、MCを極力抑えて次々とアッパーチューンをプレイ。それに比例してみんなもドンドン加熱!どの曲も熱唱しまくり!(みんな純粋に曲を好きなんだなぁ!)
雨天の影響で地面が濡れているというのもあるだろうが、気がつけば最後列のお客さんまで会場オールスタンディングに!

「この会場いいなぁ!ステージが低くて、おまえらとの距離が近くて、ライブハウスでやってるのと変わらない感じ!」と細美くん。お客さんの楽しんでいる表情が手に取るようにわかることが嬉しいようだ。しかし1番楽しんでいるのは他ならぬメンバー4人だったことだろう。
ラストナンバーの「Red Hot」まで、バンド・オーディエンス両者とも終始ニコニコのライブとなった。

2003年にDRUM Be-7での前夜祭ライブに出演したELLEGARDEN。その頃から彼らのスタンスは全く変わっていない。個人的にそれが嬉しい。
会場にいた人は全て“ロックの魅力”と“ライブ”の虜になったことだろう。

  ELLEGARDEN
 
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