Sky Jamboree 2022

SPECIAL REPORT

スペシャルレポート

フジファブリック



「Sky Jamboreeはラウドなバンドが多く出ている印象があって、なかなかフジファブリック呼んでもらえないな~(苦笑)」と思っていたという(Vo/G)山内総一郎(←大変お待たせいたしました…!)
DRUM Be-7でファイナルを迎えたツアーもあるほど、彼らにとって長崎はお気に入りの街の1つ。6月下旬にDRUM Be-7で行われた"From hereツアー"の興奮も冷めやらぬなか、満を持して今日は稲佐山で歌を響かせる!

予定時刻より先にステージに登場したメンバー達は「Sugar!!」で公開サウンドチェック!この日のドラマーは歌をグルーヴさせるドラミングに定評がある伊藤大地。パワフルなビートで3人の演奏をしっかりサポート。



そして時刻は17時を回り、入場SEとしてお馴染みとなったオリジナル・インスト曲「LOVE YOU」で再びステージに登場!

(Key)金澤ダイスケが柔らかい音色で伴奏をスタートし、山内がハンドマイクで「元気でやってますか」と歌い始める。音源とは違うしっとりとしたアレンジの【手紙】をプロローグ的に披露。最小限の演奏により歌詞が一層胸に響く!近年のフジファブリックが特に大事にしている曲を1コーラス歌ったところで、鍵盤以外の楽器隊も演奏に参加。

「今日は最高の夏をつくりにやってきました!Sky Jamboree 2022、フジファブリックはじめます!」と山内が挨拶し、ここからライブ本編といったテンションで【SUPER!!】へ。
"ライブで会場が一体となって盛り上がれる曲"をテーマに制作されただけあって、リズムに合わせてオーディエンスもハンドクラップで盛り上がる!山内が時折空に向けて歌っているようにも見える。きっと遠くまでその声は届いていることだろう!



歌い終えた直後、山内が艶のあるギターカッティングを弾き始め【楽園】へ流れ込む。昨年2月にシングルリリースされて以降ほぼ毎回セットリストに盛り込まれている曲で、(B)加藤慎一のベースと伊藤のドラムによる黒っぽいノリがたまらない!

オーディエンスの拍手が鳴りやまないうちから伊藤が「イチ、ニ、サン!」とカウントして次なる【夜明けのBEAT】に突入!この曲はギタリスト=山内総一郎の魅せどころ!ギターを後頭部あたりにまで掲げてノールックで演奏する"背面弾き"と呼ばれるパフォーマンスで痛快なギターソロをかき鳴らす!
(完全に余談だが、この曲がタイアップ起用されていた『モテキ』の原作者は佐世保出身なので、長崎にゆかりのある曲といえる選曲!)



3曲続けてオーディエンスを踊らせた後、MCを挟んで少々クールダウン。
「我々フジファブリックが初めて長崎に来たのは15年くらい前なんですけど、そこから長崎のライブはいつも凄く盛り上がるんですよ。先々月も来ましたし、ツアーのスタートだったりファイナルだったり(を開催したこともあるので)長崎は特別な場所として存在しています。なので全力で演奏していきたいんですけど、まだ皆さんは声が出せない状況ですよね。少しでも心の中で歌ってもらえるように、夏の曲をやりたいと思います。」

山内が話し終わると、スティックの4カウントで印象的なイントロが。彼らを代表する1曲【若者のすべて】だ!
夏が終わりに差し掛かると全国の放送局で必ず流れるといっても過言ではない名曲。老若男女問わず多くの観客が歌と演奏に聴き入っている。歌詞の最後の一文とシンクロして、見上げながら空を指差しする山内の姿にも心が揺さぶられる…!

金澤が小さな音で弾くキーボードをBGMに、山内が初出演の喜びをMC。
「Sky Jamboreeはずっと『出たい!出たい!』と言ってたんですけど、やっと出られた!この前(6月)の長崎ライブを観に来てくれたFM長崎の人たちが『Sky Jamboreeを誇りに思っています!』とおっしゃっていて、なんか僕もその言葉にグッと胸を掴まれた。こんな最高のロケーションと最高の音楽を楽しめる場所があるなんて、長崎の人が羨ましいと思いました。これからもこんな素晴らしいフェスを続けていってほしいし、俺たちもまた出たい!」
そして最後の曲への想いもMC。
「いろんなことがある時代ですけど、ライブというのは行く先を照らす光だなと改めて思いました。(職場・学校・人間関係など)普段の環境のなかに心の居場所がないと感じている人がいるかもしれないけど。こんな光あふれる場所…ここ(フェスやライブ会場)があなたの居場所です!フジファブリックはこれからもあなたの心の居場所をつくり続けますので、また機会があればライブに会いに来てください。Sky Jamboreeとあなたの歩んでいく未来に光があることを願って、心を込めて歌って演奏したいと思います。」



ハンドマイクになってステージの一番前のほうまで移動して歌い始めた最後の曲は【光あれ】
希望に満ちたメッセージとキラキラしたサウンドが心をトリートメントしてくれる曲。オーディエンスは手を左右に振って楽曲を一緒に盛り上げる!少しずつ日が傾いてきて照明が存在感を増してきたことで、曲全体がより煌びやかな印象に。
最後は精一杯の声で「あなたの未来に光あれーーー!!」と歌い切ってライブ終了!

初Sky Jamboreeの感想を伺ったところ「稲佐山の景色や会場の雰囲気がいいのも最高だし、共演者の素晴らしい演奏が楽屋でも聴こえてくるという"アーティスト同士の距離感の近さ"を感じられるのも最高!」と絶賛してくれた3人。

心のこもった演奏で長崎の夕方5時を彩ってくれたフジファブリック。これからも長崎をどうぞ御贔屓に!

SET LIST

1:手紙(Short ver.)
2:SUPER!!
3:楽園
4:夜明けのBEAT
5:若者のすべて
6:光あれ