Sky Jamboree 2026

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10-FEET



12:45

もはや【出演者】という言葉だけでは収まらないThe Most Respect Band。Sky Jamboree最多21回目、スカジャンの歴史と言ってもいい10-FEETだが、久しぶりに陽が高い時間帯だ。



本番前のリハーサルですでにメンバーもオーディエンスもアップを済ませ、パンパンに埋まったフロアのHPは、最初からフルスロットル。定刻前にはもう戦闘態勢が整っていた。
ステージに向かって緩やかな坂になっている会場一面は待ち構えるオーディエンスが掲げている、様々なバンドのカラフルなタオルで青空の下に美しく映えている。その光景だけでも圧巻だ。



お馴染みのSEが鳴り止むと、「時間もったいないしもう行こ!スカイジャンボリー最多出場10-FEETです!」≪Vo./Gt.≫TAKUMAの鶴のひと声。間髪入れずに『goes on』が始まると、すでにフロアにはリフトによる“壁”ができ上がっていた。 早い。あまりにも早い。リハで準備が整いすぎたオーディエンスは、まるで曲の歌詞そのものになったかのように、人の海となり、波となってうねり続ける。『ハローフィクサー』、『アンテナラスト』と全力疾走で畳みかけ、ここまで一気に駆け抜けてきたところでTAKUMAが「忙しかったり面倒くさかったりいろいろやと思うんやけど、なるべくたくさん会いに行ってください」と語りかけ始まった『壊れて消えるまで』。ここでは、TAKUMAの絶唱のような歌声を、ただただ噛みしめるように聴く人の姿も多い。激しく拳を突き上げるだけが10-FEETではない。叫ぶところと、聴き入るところ、音に身を任せる人。それを同じフロアの中に成立させてしまうところに、彼らのライブの醍醐味がある。

そして『第ゼロ感』。始まった途端、フロアから“Oi”コールが巻き起き、一斉に上がる拳、声、身体。“暴動か?(笑)”そう思うくらい、会場の一体感が半端じゃない。
一息つき、「ちょっとみんなしんどそうやしゆっくりの曲演るわ…、噓じゃボケー―――――――っ!(笑)」と一撃。『その向こうへ』へ。またギアをひとつ上げてきてさらにフロアを焚きつけていく。
「も少し演って帰るわ」と、続いて『ヒトリセカイ』。「次の曲が最後です!あと少し時間があります。なんか演ってほしい曲ありますか?」この問いかけに返ってきたリクエストの声はLIVE中の歓声よりも大きい。あまりに一斉でもはや何を言っているのか聞き取れない。


オーディエンスを歌わせ、跳ばせ、叫ばせ、その光景自体が、10-FEETとスカジャンの長い歴史を物語っていた。
「FM長崎さんいつもありがとうございます。60歳くらいまで現役続けるんでまた呼んでください、よろしくお願いいたします。京都から来ました10-FEETでした。」
そう言って『back to the sunset』へ。さらに、「OK 、KOUICHI、DO YOU LIKE 10-FEET!」
から『DO YOU LIKE...?』で、ここでまた会場が一段と跳ね上った。
「あと20秒!リバー、リバー!今日演ってないからリバー演ろ!」
残された時間は、わずか20秒。「母は泣いたっ、手に触れ泣いたっ♪!」。最後の最後まで、10-FEETらしく、スカジャンらしく、時間を使い切り「ありがとうございましたっ!」と『時間がないときのRIVER』で締めくくった。




21回目のSky Jamboree。 「今日ぐらいカッコつけてみぃ、楽しんで帰れよ。遊びのときぐらい機嫌良ぉええ感じでおってくれ。このフェスの客がどんなんか俺よう知ってんねん。」10-FEETはスカジャンのオーディエンスが、どれだけスカジャンを楽しむことに貪欲なのかを知っている。だからこそどう楽しみどう楽しんでもらえればみんながひとつになるのかを。

SET LIST

1.goes on
2.ハローフィクサー
3.アンテナラスト
4.壊れて消えるまで
5.第ゼロ感
6.その向こうへ
7.ヒトリセカイ
8.back to the sunset
9.DO YOU LIKE...?
10.時間がないときのRIVER


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