coldrain

14:20
暑い時間帯なのに空に雲が多くて良かったなぁ…なんて思ってると、SEが鳴り始めた途端にサンサンと陽が照ってきた…。
さらにそのSEを聞き坂を慌てて駆け下りてくるオーディエンスの数!すでにフロアは完璧な戦闘態勢で待ち構えているのに、さらに闘員の数が増えていった。

「1,2,ながさきぃー!ラウドロックの時間ですよスカイジャンボリーッ!」≪Vo.≫Masatoの初っ端のシャウトだけでフロアが興奮に包まれ一瞬でカオスな世界への入り口のスイッチが入った。
1曲目、まさかの『THE REVELATION』で瞬時にLevel100にスイッチを切り替えたオーディエンス。ヤバい…、スタートダッシュとは思えない勢いのオーディエンスvsバンドの画になっている。「あなたたちが回っちゃいけないとか、俺たちがあなたちを回しちゃいけないとか言われてないんでサークルピット!サークルピット!! 回れ回れスカジャン!いくぞー!!かかってこい!!!」を皮切りにでっかい渦が生まれ、すっかりスカジャンを掌握してしまった。

「スカジャンはじめまして!…伝えたいことがあります、コールドレインのライブはギターソロでもサークルピットォ!いくぞスカジャン、本気になる時間ですよ、アーユーレディ!」『F.T.T.T』と更に渦は大きく広がっていく。「楽しいなぁ、これが噂に聞いてたスカジャンか…、何年も何年も何年も仲間たちが呼ばれてって俺たちだけが呼ばれなかったスカジャンか(笑)、呼ばれるために長崎でライブ入れたってのも事実です。まだ足りてねぇか、まだ足りてねぇかと思いを馳せてました。
やっと今日、コールドレイン、スカジャンのステージに立ててます、ありがとうございます!ヤりにきましたよ。
運営の方々が俺たちをココに置いたってことはみなさんをボコボコにして、こっから続く先輩のオンパレードを演り辛くしちゃってくださいってことだというメッセージです。受け取ったんで!ラウドロックの世界へようこそーっ!行くぞ行くぞ行くぞーーーーーーーーっ!ぶちかませスカジャン!」。

『INCOMPLETE』でフロアはもれなく気持ち良い程のヘドバンの嵐。「楽しんでますかー!もっと楽しいことやりますよ、倒れたヤツがいたら助けてやれよ、本気でぶつかっていきましょうかスカジャン!」。『CUT ME』はさらにフロアが大きく波でうねり出した。
「ありがとう普通初めて来たフェスは初めましての人も多いから自分たちがどんなバンドか説明したりひとつでもウケを狙って受け入れてもらうMCをするんですけど、今日はそんなのやりません。ただただ激しい曲、あなたたちに届けにきましたコールドレインと言いますよろしくお願いします。まだまだいけるんですかね、ながさき!喰らえ!暴れろ、暴れろスカイジャンボリー!」。『RABBIT HOLE』では「、ここだけいうこと聞いてくれ!前から後ろまでジャンプジャンプジャンプジャンプ!」会場中がひとつになって圧巻の景色だ。
「次の曲は最近出したばっかりで、自分たちの曲史上、初披露が海外だったんですけど、今日初めて来たスカイジャンボリーで日本初披露したいと思うんですがどうでしょう。やるからには全員飛んでもらいますよスカジャン!」という『CHASING SHADOWS』の嬉しいサプライズも。
「最高!ありがとうございました!くそ暑い中一緒に遊んでくれてありがとう。また会おうなスカジャン!今日しかないから良い日にしてくれ!」。ラストは盛大なシンガロングから始まった『FINAL DESTINATION』。最大級のサークルと見渡す限り人の波!波!!波だ。
どんな場所でも自分たちのテリトリーにしてしまう、本物のLIVEを見せつけられた。
出身は名古屋、拠点はほぼ地球。coldrainはワールドクラスのLIVE BANDだった。