Sky Jamboree 2025

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SPECIAL REPORT

ねぐせ。



12:10

「初出演です、会いたかったぜスカジャン!」≪Gt./Vo≫りょたちの満面の御挨拶から間髪入れずスタートした『愛してみてよ減るもんじゃないし』で、はじめましてのスカジャンを一瞬でねぐせ。の世界に引き込んでしまった。



スネアの音に合わせハンズクラップ「タオルぶん回す時間だぜー!」という掛け声でフロアがねぐせ。のグッズのカラータオルで綺麗なブルーに染まった。所々違うバンドのタオルがアクセントになり、よりフェス感の楽しさが強調され美しい景色が広がっている。
「長崎の夏、ねぐせ。と一緒に楽しんでいきましょう」と『アタシのドレス』で一気にフロアのテンションを引き上げ、「フロム、新栄ラッドセブン、名古屋のねぐせ。です、よろしくね!スカジャン元気かーーーーーーーー!!」の声にレスポンスするでっかいでっかいオーディエンスの声。



「最高です!その調子で最後までよろしくー!長崎初上陸なんですよ、呼んでくれてありがとうございますFM長崎さん。そしてスカイジャンボリーさん25周年おめでとうございます! ありがとう、後ろまでタオル回してくれてありがとう。
では、たぶん待ち望んでる人も多いんじゃないかな」。と、この夏いろんなところで耳に目にしている『織姫とBABY』のデュエットではない、りょたちのソロver.。
気持ち良さそうに横揺れしながらみんなキラキラした顔で一緒に口ずさみながらステージに向かっている。



「会えて嬉しいよ、初めての人も多いからね。俺らのライヴはみんな一緒に歌って踊って!そんなライヴですよ。声が聞きてぇんだよ、いけるかスカジャン!いけるかスカジャン!!」
『ベイベイベイビー!』は力いっぱい、圧巻の大合唱で始まり、ステージの上とオーディエンスがひとつになる共有の曲。この曲は聴く者含め自分自身の曲だ。ラスト、「歌えるヤツ力貸してくれよ」と言う声に合わせオーディエンスと≪Gt./Vo≫りょたちの"生きてみたい"という言葉と声が稲佐山に大きく響き渡った。からの「踊ろうかスカジャーン!見せてくれよ」と、『グッドな音楽を』でフロアは"待ってました!"といわんばかりに、キュートなダンスを踊りまくり、ステージの上に負けない大合唱で楽しさMAX、幸せが溢れている。「山のてっぺんから最前までみんなで歌おうぜ!」と、これまでの稲佐山で体験したことないくらいの眩しいキラキラとした空間が広がり、からの、「もっと遊ぼうぜ!」とスタートした『あの娘の胸に飛びこんで!』が始まるとフロアがうねり出し、尋常じゃない盛り上がりをみせた。



ラスト、大きく息を切らしながらも笑顔で「俺らの音楽届いてるかな?始めてのフェスに出れることって当たり前じゃない。
俺ら8月27日で結成5周年なんですよ。5年めでこんな初めましてのフェスに出れるなんて本当に嬉しい。今年九州でツアーを演るんで、長崎にもまた来ます。よかったら来てください、よろしくお願いします!ライブハウスでしか届けられない音楽もあるし、フェスでしか届けられないライヴもあると思うんで、いろんな俺たちを見てください、よろしくお願いします!最後はこの暑さに相応しい夏の歌を…。」 "ねぇ不思議に思うんだ…"という歌い出しの『ずっと好きだから』。



見渡す限り、頭や肩にねぐせ。のブルーのタオルをかけたオーディエンスがおもいおもいに揺れ、とっても綺麗なさざ波が揺れている。
曲のラストはアカペラの合唱。ここまでのハッピーな合唱とは少し違い、別れを惜しむような切ない大合唱で幕が下りようとしているのを感じる。
「明日からもがんばれよ!いや、一緒にがんばっていこうぜ!スカジャンありがとう、俺たちが宇宙でいちばんあったかいバンド、フロム、新栄ラッドセブン、名古屋のねぐせ。でした、ありがとねー。」
何度も「ありがとう」と振り返り袖へ戻っていくメンバーに向けてファンからも止まらない"ありがとう"の声の多さに、本当にファンから愛されてるバンドなんだなと感じた35分間だった。

SET LIST

1. 愛してみてよ減るもんじゃないし
2. アタシのドレス
3. 織姫とBABY
4. ベイベイベイビー!
5. グッドな音楽を
6. あの娘の胸に飛びこんで!
7. ずっと好きだから