Sky Jamboree 2024

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LOVE PSYCHEDELICO



もしかすると芝生に腰かけて、お酒を飲みながらゆっくり聴くのが特等席かもしれないなぁ…。さぁ、リスペクトの気持ちを持って迎えましょう!稲佐山初登場、長崎初LIVE!



14:20
時間的にこの時間のLIVEはとても暑いはずなのに、空に少し雲が架かり始め、風が少し吹いてきた。
両手を広げながらステージにやって来たLOVE PSYCHEDELICOの2人。ステージ上はとてもシンプル。各々アコースティックギターを抱え、とても静かに始まったのは『Your Song』。そう、LOVE PSYCHEDELICO 、長崎での初LIVEはスペシャル感がたまらないアコースティックver.だ。なだけに、オーディエンスのハンズクラップがとても効果的に曲を映えさせる。
≪Vo.≫KUMI「どうもありがとう、初のジャンボリー!最高!今日はおもいっきり一緒に楽しもうね」とLIVEはスタートした。



しかし今日も暑い。だが、少し風が吹いているのが救いだな…、なんて思っていたところ、2曲目はBob Dylanの『Blowin' In The Wind』を持ってきた。長崎生まれの筆者の勝手な思いだが、8月の長崎で奏でるからこそとても意味がある曲だと思う。ふと空を見上げると鳥も空を飛んでいる。しかしながら青空の下で聴くKUMIの声が奏でる『Blowin' In The Wind』…。気持ち良過ぎる…。こんな極上な事があるだろうか…。
次はギターを≪G.≫NAOKIへ任せ『Swingin'』。タイトル通りオーディエンスは気持ち良さそう、いや、気持ち良くSWINGしている。ここから続けての『裸の王様』、『Last Smile』では、オーディエンスはただ静かに聴き入ることしかできないくらいの、ヴォーカリストとして圧倒的なKUMIのオーラで静かに熱く観てる者すべてを虜にしていった。



「こんなに暑い夏はないね、でもみんなバテずにこの暑い夏を乗り超えようね」とラストに持ってきたのは、ここまで気持ち良い曲があるだろうか?といわんばかりの『Lady Madonna~憂鬱なるスパイダー~』。アコースティックver.でさえも、この曲の持つパワーたるや。一気にフロアを沸かし、「Thank you so much!」KUMI が最後にそう言い残し、LOVE PSYCHEDELICOの2人はハイタッチして軽やかにステージを後にした。
KUMIの歌声とNAOKIのギターの音色が重なると唯一無二の世界になるんだと実感したこの贅沢な時間は、これまでに体験したことのなかった、まさに"オトナのSky Jamboree"だった。


SET LIST

1. Your Song
2. Blowin' in the wind
3. Swingin'
4. 裸の王様
5. Last Smile
6. Lady Madonna~憂鬱なるスパイダー~