HEY-SMITH
開始前からDJ YUYAに「あと1歩後ろに下がれるかな?」と言わせるくらい、初っ端からフロアにはある意味"やる気に満ちた"SKA PUNK好き"、ヘイスミ待ちがひしめいている。
「迎えますか?迎えられますか?HEY」⇒「スミース」という地鳴りの様な大きいレスポンスで迎え入れられた
13:15
さぁ、お馴染みのSEが流れた瞬間といわんばかりのタイミングで、収まりきれないほどのオーディエンスが更にステージ前へと詰めかけ、『Living In My Skin』が鳴ると同時にまさに乱舞!「俺たちがHEY-SMITHです、よろしくーっ!」≪G. /Vo.≫猪狩秀平の第一声から間髪入れず『Dandadan』。フロアの"うをォ~~~~~~~~ッ"という地鳴りのような歓声から、すぐにサークルができ、沸点の高いLIVEのスタートにオーディエンスも一気に沸いた。
「踊って踊っておどりまくれーっ」と、≪Ba. /Vo.≫YUJIの雄叫びから『Fellowship Anthem』、『California』、『Endless Sorrow』。ノンストップでのこの3曲となれば、オーディエンスも各々の楽しみ方でアツくアガっている。「誤解があってもいいです。これだけはひとつ言っておきます。俺は日本のフェスの中で1番好きなフェスがこのスカイジャンボリーです!地元の人が地元のために演っているイベントのような気がして、すっごい好きなんですよ。昨日も"あぁ、スカイジャンボリーやなぁ"って事があって。終電で夜中の24:00くらいに長崎駅に着いたのに、スカイジャンボリーの、FM長崎のお偉いさんが自ら迎えに来てくれてホテル迄送ってくれました。たぶん今朝も入り時間とかめっちゃ早かったとか思うねんけど…、俺はそういうトコからも気持ちを感じてます。本当に今年出れて嬉しいです!さぁ、あとはそんなFM長崎の期待に応えて大爆発しますかー!!」猪狩が叫んだ瞬間、ドラムとホーン隊が高らかに鳴り出し『Be The One』、とひと暴れした後は、"これぞSKA"というリズムの、体を揺らすのが心地好い11月のアルバムからの新曲『Into The Soul』を一足早く披露。野外フェスならではの解放感も相まって最高の空間がそこにあった。
ここからは『Summer Breeze』でプチゆるりと油断させ、『We sing our song』、『Let It Punk』、『Goodbye To Say Hello』と後半戦、縦横微塵に暴れまくるホーン隊と熱過ぎるオーディエンスの闘いの様なぶつかり合いはヘイスミのLIVEの王道の醍醐味。猪狩の叫びの様な「スカイジャンボリーありがとうございましたー!」と最後に魂を込めた『Come back my dog』。ラストに向け、フロア全部と言っていい程の巨大なサークルは止まることを知らない。「また年末に長崎に来ます!」と期待を残し熱過ぎる軽快なLIVEは幕を閉じた。