PEOPLE 1
今年のジャンボリーには今年の新しい風が吹きます。次に出てくるバンドはROCKでありPOPでありPUNKでありDANCEである。ジャンルレス？One＆Only？唯一無二のバンドが遂にSky Jamboreeに降臨。
12:10
"今絶対に観ておくべきバンド"の中でも高いスコアにいるであろうPEOPLE 1を前のめりで待っている大勢のオーディエンス。そんなステージへPOPなSEでユル～く登場したPEOPLE 1の3人だったが、スカジャン初参戦の挨拶、1曲目は≪Vo./G.≫Ito、≪Vo./G. ./Ba./Other≫Deuのツイン・ヴォーカルの疾走感鋭く心地好い、いきなりの『エッジワース・カイパーベルト』。開始1分で色とりどりのタオルがフロアを埋め尽くしグォングォン空を回っている。横の歩道を慌てて駆け下りフロアに駆け込み流れに乗るオーディエンスもかなり多い。「はじめましてPEOPLE 1です！よろしくです!!」とItoの声からのチャイムの音!? これは…。≪Dr. /MPC≫Takeuchi（Dr, MPC）の「授業の時間だぞお前ら！」という雄叫びに、アグレッシブにツインヴォーカルが攻める『スクール!!』。Deuがオーディエンスを煽りまくる『アイワナビーフリー』とパンパンのフロアのハンズアップも揺れに揺れまくるスタートダッシュ。
そして、ふと見渡せば斜面の脇の歩道も人が歩き辛くなるくらい、近くでLIVEを楽しもうと多くのオーディエンスで膨らんでいる。
「初長崎、スカイジャンボリーありがとう！楽しんでいきましょう。初めてPEOPLE 1見る方も多いと思うんですけど、縦に揺れたり横に揺れたり自由にね。NoジャンルのPEOPLE 1なので好きに楽しんでください、よろしくお願いします…『怪獣』！」と。Deuの歪んだヴォーカルがよりミクスチャー感を醸し出す『怪獣』、『銃の部品』、『DOGLAND』と立て続けにキラーチューンが続き、ステージの上下関係ない大合唱が熱過ぎる稲佐山を、さらにヒートアップさせた。
「次は好きに体を揺らせる曲なので本当に好きにね。新曲の『closer』」。8月に配信リリースされたばかりの、リズムはゆったりだが、ダンサブルかつ圧倒的な『closer』でフロアを大きく揺らした。Itoの「僕らのLIVE初めての方？(会場からたくさんの手が挙がっている)すげー、たくさんの方！ありがとうございます、僕らもこのスカイジャンボリー初めて出させていただいて皆さんとご一緒できて嬉しいです。最後に1曲。はじめましての方も多かったと思いますが、ここを最初で最後にしないのがフロントマンの僕の役目だと思ってるんで最後1曲全力で歌います、どうもありがとうございました、PEOPLE 1でした！」。ラストはヴォーカル2人の掛け合いはもちろんだが、Itoが歌うサビが爆発的な『GOLD』で、体感5分!?フロアを埋め尽くしているリピ確実なオーディエンスの満面の笑顔の中、PEOPLE 1は初・長崎、初・スカジャンのステージを後にした。
