Sky Jamboree 2024

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Hakubi



フェスの醍醐味のひとつは本番前のサウンドチェックが見れること。
今回初参戦のHakubiは京都出身。9:45から始まった多くのファンが見守るサウンドチェックのラストの曲は同郷10-FEETパイセンの【蜃気楼】。サウンドチェックにも関わらず、スカジャンお馴染みの景色"オーディエンスが丘の上から坂を駆け下りてくる"のが本番前から起こるという、楽しすぎる出来事もあり。"今年のスカジャンもぜってーおもろいやん"と始まる前からワクワクが止まらない。




10:15
「京都Hakubiですどうぞよろしくお願いしまーす!」めちゃくちゃ気合の入った第一声から始まったHakubi。
「楽しみにしてました!そのまま両手あげて!そのまま目と目を合わせて『Eye』!」と、今年2月のBe-7以来、二度目ましての長崎、アタックは、≪Vo./G.≫片桐の弾む声とリズムで「1.2.3.4!」からのダンスナンバー『Eye』からスタート。歪むギターと一気に観る人を引き込む力強い歌声で『夢の続き』の曲間に片桐は、「誰もいない稲佐山に2月に1人来ました!こんなに人いるの初めて見ました、ありがとーっ!!!」とシャウト。本当に嬉しそうで楽しそうだ。

「この夏大切な人に会いに行けましたか?いつもいつもありがとうとかごめんなさいとか、今までのことを伝える機会って本当に少なくなってくると思うんです。だから言えるときに本当に伝えたい言葉を友だち、家族、恋人、大好きなバンド、ホント何でもいい、しっかり伝えて思い残すことないくらい心の奥底から多過ぎるくらい言って十分だと思います。私がこの後歌うのは後悔の歌。思い残しの歌。あなたは思い残しのないように生きてください…」8月9日に配信リリースされたばかりの『拝啓』を静かに、そしてドラマティックに響かせ、誰の身にもあり得る、心当たりのある言葉が"ストン"と胸を打った。

ラストは、「今そこにいて聴いてくれてありがとう、出会ってくれてありがとう、思い残す事ないように」と、エモーショナルな『悲しいほどに毎日は』。HakubiのLIVEへの向かい方、ファンへの思い、音楽への思いがギッシリと詰まっている。マスクを取り去り、みんなが自由に声を出せるようになった今年のスカジャンに相応しい1曲だった。

SET LIST

1. Eye
2. 夢の続き
3. 拝啓
4. 悲しいほどに毎日は