Sky Jamboree 2024

NEWS

ニュース

SiM



14:15
まだまだ陽も高い時間というのにサウンドチェックの時間からギラギラした瞳で待ち構えてるオーディエンスの数たるや!?フロア脇の坂の上でSiMを観ようとしていたが、前方で彼らを観ようとみるみるうちに坂も埋まっていき、人の頭の隙間からでないとステージが見えないほどの人!人!!人!!!




警告音が鳴り響くSEのなか、SIN(Ba)、SHOW-HATE(Gt)、GODRi(Dr)が一斉に音を鳴らし緊張と高揚感を与える。♪Oh, na-na-na Oh, na-na-na na-na…♪が響き渡ると、≪Vo.≫MAHとオーディエンスのシンガロングから「いこうぜスカジャーン!『Blah Blah Blah』!」。と思えば、ラウドに、リズムの抑揚がたまらない『Amy』と戦闘態勢が整ったフロアとのガチンコが幕を開けた。「10年ぶり!スカジャンに帰ってきたぜSiMです、次の曲はみんなが輪になってぐるぐる走り回る曲なんで、はい、準備準備準備(笑)。



≪Vo.≫MAHがオーディエンスを煽りに煽り、LIVEに圧をもたらす飛び道具といわんばかりの『TxHxC』。あっ!ちゅー間にでっかい渦が生まれた。「改めてまして10年ぶりのSiMです、よろしく!初めて出させてもらった翌年からパタッと呼ばれなくなって気が付いたら10年経ってまして…、もしかしたら出禁なのかもと思って、去年12月のBLAZE UP NAGASAKI のときに“俺たち何かしました?何もないんだったらスカジャン呼んでください”って言ったら今年呼んでもらえましたーーーーーっ!結論何にもなかったみたいで(笑)。でも何でも言ってみるもんだなって思いました。ダメでもともとでもいいから、これやってみたいな、とか、やってほしいことは言ってみるのがいいかもね。もしかすると相手も俺が言ってくる、とか、君が言ってくるのを待ってるかもしんない。そんなことを感じました。とにかく稲佐山に戻ってこれて嬉しいです!ありがとうございます!俺らは10年前のたった1度。しかも雨の日の稲佐山しか知らないのよ。だから10年経った今の、今日のスカジャンの凄さを魅せてくれーーーーーっ!知ってる奴は歌ってくれ、知らない奴は頭でも振っててくれ、『The Rumbling』!」圧巻のヘドバンから始まりラウドに沸かせるスケールのデカい『The Rumbling』からヘヴィなダンスナンバー『DO THE DANCE』、POPかつHARDでPUNKISHな『BASEBALL BAT』でフロアの密度はさらに高くなった。




「長崎はこういう素晴らしいフェスが地元にあるから、なかなか他の街のフェスに行かないかもしれないですけど、俺らも地元神奈川でDEAD POP FESTiVALてのをやってます。今回20周年を記念して11月にイベントをやります。自分たちも長く演るし、お世話になってる先輩、後輩、同世代、いろんなバンドを呼んでイベントを演ろうと思ってるんで、俺らの地元のイベントにも来てください、よろしくお願いします。…10年前は雨だったからステージにビニールのテントが張ってて視界が狭く見えたのよ、客席が。でも今日は太陽の下で観ると凄いね、本当に凄い景色だと思います、来れて良かったです、ありがとうございます。さぁ、俺らで今日のスカジャンは折り返し、イケるね?イケんの!?生きてますかぁぁぁぁぁぁーっ!じゃあ、死ねーーーーーーーーーーーっ!」振り絞る様なシャウトから『KiLLiNG ME』。残り時間はもう僅か。フロアのあちこちででっかい渦巻きが出来ている。最高潮のなか「座れーーーーっ!」の掛け声でみんなを一旦座らせ、≪Vo.≫MAHの合図で拳を高く空に向けて全員でジャンプ!もうぐっちゃぐちゃだ(笑)。「最後は時間がないので高速ver.で演ります、ありがとうスカジャン!」そう言うと、フロアを真ん中から二つに分け、鉄板の『f.a.i.t.h』(高速ver.)!!! SiMとオーディエンス、オーディエンスとオーディエンスとの、最後の美しい魂と魂のぶつかり合いは圧巻!10年分スカジャンへの想いの丈を正面からぶつけてきた満足げなステージは、興奮冷めやらぬまま後半戦へとバトンを繋いだ。




SET LIST

1. Blah Blah Blah
2. Amy
3. TxHxC
4. The Rumbling
5. DO THE DANCE
6. BASEBALL BAT
7. KiLLiNG ME
8. f.a.i.t.h