東京スカパラダイスオーケストラ

≪Baritone Sax≫谷中敦の「We Are 東京スカパラダイスオーケストラ〜!楽しみにしてたぜSky Jamboree!! 思いっきり楽しんでくれー!『DOWN BEAT STOMP』!」 頭からキラーチューンで一気にダンスホールと化した稲佐山。

「スカイジャンボリー久しぶりで嬉しいよ、楽しんでる?今日も束の間の音楽の幸せを力いっぱい届けにきました、思いっきり楽しんでくれよな!じゃあ、とびっきりの曲いくぜ!『Paradise Has No Border』!!」
馴染みあるキーボードの音が鳴り出した途端、悲鳴にも近い歓声とともに、≪Tenor Sax≫GAMOの、「さぁ、アゲてくぜーーーーっ!今日1番の熱い声を聴かせてれーーーっ!」と煽っていき、オーディエンスもそれに応え、メンバーからも挨拶代わりの華麗なるソロパートでさらにそれに応えていく。
熱い!熱すぎる一体感で稲佐山が開始2曲で興奮に包まれてしまっている。

ここからは≪Dr.≫茂木欣一のMCで、しばし癒しタイム(笑)。
「スカパラ、スカイジャンボリーは5年ぶり!? そんなに間空けたくないよねぇ〜。毎年これから出れるように精進していくんで、みんなよろしくー!良い天気になったね、この喜びを歌に換えさせてください。」
茂木欣一がヴォーカルを取る、『銀河と迷路』から、フェスならではの嬉しいコラボ、谷中敦の「俺らのずっ友を紹介します!10-FEET TAKUMA〜!」。
「お前らできんのか。お前らやれんのか。お前ら全力で叫べんのか。全力で楽しめんのか。全力で変な踊り踊れんのか。後ろも楽しめんのか。じゃあお前たちもずっ友だよ(笑)」と、シルバーのスーツを着こなしたTAKUMAの登場で会場をさらにヒートアップさせ、2013年12月にfeat.ゲストとしてリリースした『閃光 』。さすがのSky Jamboreeマスターは、盛り上がりポイントを”稲佐山”に変換し、嵐を巻き起こし、あっという間にステージを去っていった。

「そしてここでもう1組、ヘイスミ・Horns!」と谷中敦のコールで、HEY-SMITHより≪Trumpet≫イイカワケン、≪Trombone≫かなす、≪Sax≫満が参戦。
「スカパラは今年デビュー30周年です。この間いろんなことがありました。出会いもあったしメンバーとの別離もあったりして、どうやって続けていったらいいのかわかんないときもたくさんあったし。でもTAKUMAやヘイスミのみんなと友だちになったり、いろんな人たちに助けられながら僕たちここまで来ました。俺はそういう友だちが光だと思ってて、そんな光をすべて集めるように、次の曲歌わせてください…、『Glorious』!!」
完全に雨が上がった空に高らかに響く底抜けに明るい、いつもより本数の多いホーンの音。
谷中敦のヴォーカルもキレッキレに、”これぞSKA!”と言わんばかりにその場にいる全員がSKAダンス!もうなりふり構わずぐちゃぐちゃになりながら音楽を楽しんでる姿がそこに。

そしてクライマックスは、完全に踊らせにかかった『ペドラーズ』。
縦横無尽にステージを駆け回り、ゾクゾクするほどの色気も兼ね備え、今なお最前線を走り続ける9人の男たち。
30年の貫録?いや、30年分の愛と気合いが詰め込まれた男気溢れる音楽はそこに集った全部の人を踊らずにはいられないテンションにさせる、唯一無二、特別な存在だと再確認できた30分が体験できた。

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SET LIST
M1:DOWN BEAT STOMP
M2:Paradise Has No Border
M3:銀河と迷路
M4:閃光 (GUEST TAKUMA)
M5:Glorious (GUEST HEY-SMITH Horns)
M5:ペドラーズ

photograph by Yuki KATSUMURA

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