ストレイテナー

Sky Jamboreeを"My Home Festival"と語るホリエアツシ。今年も朝から会場入りして全バンドのライブに立ち会い、バックステージのアットホームな雰囲気作りをサポート。

彼らにとって今年は"結成20周年、デビュー15周年、大山純加入10周年"というトリプルアニバーサリー!そこで《Sky Jamboree 20th × STRAIGHTENER 20th》記念として、1曲多いセットリストを組んでいただきました。

午後4時40分。ファンの暖かい声援に包まれながら、SEなしでステージに登場する4人。

「Sky Jamboree 20周年おめでとう!俺たちストレイテナーっていいます。長崎市観光大使になりました(※1)!今年も一発よろしくお願いします!」
ホリエの挨拶後、いきなりライブ鉄板の勝負曲【Melodic Storm】からスタート!
立ち上がりからトップギアの彼らに置いてかれないよう、オーディエンスも目一杯のOi Oiコール&大合唱!

すぐさま次の曲のギターアルペジオが響き、ファンからの人気が高い【REMINDER】へ。
ナカヤマシンペイと日向秀和による起伏のついたグルーヴ、大山純のエモーショナルなギター、それらを受けて伸びやかに歌い上げるホリエ。ライブエリアもどんどん熱を帯びていく!

ピアノの前に移動したホリエ。「新曲やります!」と宣言して、7月に配信リリースされた【Braver】に突入!
ストレイテナーは常に"新曲が過去曲よりもカッコいい"を更新し続けているバンド。この曲も長崎初披露(…それどころか、ライブで演奏すること自体この日でまだ4回目!)ながら、どの楽曲にも負けない存在感を放っていて。1コーラス終わった時点で大きな歓声が沸き起こるほど、オーディエンスも楽曲に心酔!(特に筆者はサビで荒々しくドラムを叩くシンペイの姿に鳥肌…!)

新旧織り交ぜて3曲を披露したあと、ホリエがはにかみながら「じゃあ、ちょっと涼しくなるバラードを1曲やりたいと思います。」とピアノを弾き始め、秦 基博との共作曲【灯り】を情感たっぷりに熱唱。
陽が傾き、いくぶん涼しくなってきた稲佐山と相性抜群!柔らかなメロディと歌に包まれる幸福感に、後ろのほうのオーディエンスまで皆うっとり。

穏やかな雰囲気のなか「ここで1曲、ゲストを迎えてやりたいと思います。ASIAN KUNG-FU GENERATIONからゴッチ!」と、後藤正文が登場!一気に会場の熱が再上昇!
「アジカンが長崎で初めてライブやった時に、ゴッチと建ちゃんがストレイテナーの曲をカバーしてくれたんですよ。後から知ったんだけど。(※2)そのときにカバーしてくれた曲をやります!」とのエピソード紹介から【TENDER】を5人で熱演!
楽器隊はアルバム「SOFT」のアレンジで、歌はAメロ一番をゴッチ、二番をホリエと交互に歌い。サビ主旋律をゴッチ、下ハモをホリエが歌う。Sky Jamboreeだけの激レアなコラボレーションに場内からは盛大な拍手が!

再び4人に戻り、続いては【シーグラス】
"2010年代を代表するサマーアンセム"との呼び声も高いこの曲、フルコーラス歌っているファンも多数!

およそ30分が経過し、最後の1曲となったところでホリエのMC。
「改めてSky Jamboree 20周年おめでとうございます!ストレイテナーも20年やってきました!20年の間に大切な仲間たちに出会って、大切なファンのみんなに出会って。もちろん別れもあって。その全てが今の俺たちを作っていると思います。ありがとう!いつ出会ったとか関係なくて。今、俺たちと一緒にいてくれるみんなのことを。今、俺たちの音楽を必要としてくれているみんなのことを、本当に心から大切に思っています。これからもよろしくお願いします!」
実直な言葉に笑顔で拍手を贈るオーディエンス。そしてラストの【ROCKSTEADY】へ!

1サビが終わって二番のAメロを歌っている最中、ステージの左袖をチラ見したホリエ。そのアイコンタクトを受けて、走って登場したのは…2人目のゲストボーカル:MONOEYES 細美武士!
過去2回(2015年、2017年)この曲でコラボが実現しているだけに"今年もあるかな…?"と期待していた人も多いはず!今まで以上に力強い音を鳴らすメンバーと、楽しそうにジャンプしながら歌う細美。そして大興奮のファン。
稲佐山全体がライブハウスのような一体感に包まれて全7曲のパフォーマンスが終了!

ライブ後は4人横並びで一礼するのがストレイテナーの恒例。この日はゲストに招いたゴッチ&細美も加えて、6人で肩を組んで深々と一礼。
およそ20年間、苦楽を共にしてきた戦友たちが一堂に並んだ光景の何と感動的なことか!

(こうして3バンドが揃ったのは久々のようで、ステージを降りた後もずっと会話が弾んでいらっしゃいました。)

最高のバトンリレー、最高のライブパフォーマンス、そして最高のコラボレーション。ホームならではの特別な時間、空間を創り上げてくださったストレイテナーに最大級の愛と感謝を!!

(※1:Sky Jamboreeの2日前=8月17日に長崎市役所で就任式が行われ、ホリエアツシ・ナカヤマシンペイ両氏が長崎市観光大使に任命されました。)

(※2:2005年4月に行われたTOUR「Re:Re:」長崎DRUM Be-7ライブのアンコールで、"長崎ということで、友達のバンド=ストレイテナーのカバーをやります"とTENDERが演奏されました。)

SET LIST
1:Melodic Storm
2:REMINDER
3:Braver
4:灯り
5:TENDER with Gotch(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
6:シーグラス
7:ROCKSTEADY with 細美武士(MONOEYES)

NEWS
10月17日 ベストアルバム「BEST of U -side DAY-」「BEST of U -side NIGHT-」 2枚同時リリース!

My Name is Straightener TOUR(九州公演)
11月22日(木)長崎DRUM Be-7
11月24日(土)鹿児島CAPARVO HALL
11月25日(日)大分DRUM Be-0

21st ANNIVERSARY ROCK BAND
2019年1月19日(土)幕張イベントホール

photograph by Yuki KATSUMURA

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