THE BAWDIES

2014年以来、4年ぶりに稲佐山へ帰ってきたTHE BAWDIES。
go!go!vanillasのジェットセイヤに髪をセットしてもらったという(G)JIMをはじめ、お揃いのスーツ姿でビシッと決めて出番を待つ4人。

午後1時45分。
SAM & DAVE "SOUL MAN"をSEに、颯爽とステージに登場。
まずは(Vo,B)ROYのシャウト、そして「遅れないようについてきてくださいね!」との一言。そして(Dr)MARCYの4カウントから【IT'S TOO LATE】でライブスタート!
ジャンプしたりOi Oiコールしたり一緒に歌ったりと、1曲目からソウル汁(=汗)大放出の盛り上がり!
この曲の最後に繰り出された、約30秒にも及ぶROYの超ロングシャウト!どんな言葉よりも雄弁なロックンロール宣誓!

「お祭りには打ち上げ花火が必要!昼間に見えなければ、あんたらが打ち上げ花火になったらいいんじゃないんですか?」と煽って突入した【YOU GOTTA DANCE】ではオーディエンスがみんな飛び跳ねて、まさに"人間打ち上げ花火"状態!
(曲の途中でJames Brown "I Feel Good"のSaxを彷彿とさせるフレーズをベースで弾いていたROYが個人的にツボ!ソウル愛あふれる遊び心がニクい!)

水分補給などの小休止を一切挟まずにMCへ。
THE BAWDIESが結成15周年目、そしてメジャーデビュー10周年目という大きな年であること。初のベストアルバムを出して、47都道府県すべてをまわるツアーの真っ最中であること。その「THIS IS THE BEST」に1曲だけ新曲を入れていることなどを紹介したうえで「新曲やってもいいですか?新曲でも踊れますか?」と【FEELIN' FREE】を披露!
攻撃的なギターリフとボーカルに刺激されて、一番うしろのオーディエンスまで全員ダンス!ラジオで連日オンエアしていたので、新曲とはいえ予習バッチリだったオーディエンスも多いのでは?
(思い返せば、前回のSky Jamboreeでも新曲をセットリストに加えていた彼ら。常に新しい一歩を踏み出し、転がり続けていることの証!)

攻めのロックンロール3連発を終えたところで、突然スピーカーから聞き覚えのある効果音が。ここから恒例の小芝居(メンバーいわく"ミュージカル")開幕。

ROY & JIMによる「土地の相続問題で揉める兄弟ゲンカ」を仲裁すべく、TAXMAN & MARCYが某国民的アニメのキャラクターのように「仲直り粗挽きソーセージ」や「やさしく包めるコッペパン」「ケチャップとマスタード」をポケットから取り出し(笑)お待ちかねの【HOTDOG】へ!ライブエリアの興奮度が土ぼこりの舞い方からもよく分かる!

続けて演奏された【JUST BE COOL】では、大サビ突入タイミングで「行くぞSky Jamboree!!」との掛け声で一斉に大ジャンプ!本日二度目の花火打ち上げに成功!

MARCYがフロアタムでビートを刻み続けるなか「最後はFM長崎とSky Jamboree、THE BAWDIESが、この先も転がり続けていくというお約束で"KEEP ON ROCKIN'"という言葉で締めさせていただいてもよろしいですか?ともに転がり続けていきましょう!」と話して、ボルテージ最高潮の高速BPMによる【KEEP ON ROCKIN'】!

ステージを降りてオーディエンスの目の前でギターをかき鳴らすTAXMAN。JIMにいたってはマイクスタンドまで持ち出して、ファンに足やマイクスタンドを支えられながら演奏!

曲の中盤ではWilson Pickett "ダンス天国"のメロディで、オーディエンスとコール&レスポンス。「振り切っていけますか?全開でいけますか?!」と呼びかけてチャレンジするも、メンバーを納得させるだけの声量が返ってこなかったようで、残念な顔つきでバッテンポーズして曲を中断(笑)
声を徐々に大きくしていこう!との提案から、小さく→中くらい→大きく、そして最後は「Sky Jamboreeにかけて、さっきの20倍!」
これが見事に成功!大歓声を受けながら演奏終了!

最後の最後はTAXMANによる「わっしょいタイム」で大団円、ピシャリ30分(笑)

THE BAWDIESのロックンロールは、誰もが踊れる最高のダンスミュージック!
次は47都道府県ツアーの会場で、そして日本武道館で、思う存分踊りましょう!
ロックンロールに幸あれ!

SET LIST
1:IT'S TOO LATE
2:YOU GOTTA DANCE
3:FEELIN' FREE
4:HOTDOG
5:JUST BE COOL
6:KEEP ON ROCKIN'

NEWS
Thank you for our Rock and Roll Tour 2004-2019
(後半戦スケジュール)
11月20日(火) 佐賀 GEILS
11月22日(木) 宮崎 SR BOX
11月23日(金・祝) 鹿児島 CAPARVO HALL
11月25日(日) 福岡 DRUM LOGOS
2019年1月17日(木) 日本武道館

photograph by Yuki KATSUMURA

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