OKAMOTO'S

 SEから大きな歓声に迎えられたOKAMOTO’S。彼らの登場を待つ稲佐山からは軽快なクラップ音が響き、温かな空気に包まれる。そんな歓迎ムード一色の中、Sky Jamboree初登場となるOKAMOTO’Sがやってきた!ビートルズのハモニクスやグルーヴを思わせるオールドスクール的なロックンロールの『Sing A Song Together』。大きく手を広げて、ビートと戯れるようなVOのオカモトショウと共に体を揺らし、手を広げるオーディエンスが楽曲と共に楽しそうに跳ねる。タイトル通りに共に歌い、共に楽しむ。そんな1曲で稲佐山は一気にOKAMOTO’S WORLDへと誘われていく。ハッピーを音で放つ。音を震動させる空気をも色づける。そんなライブはこんな雰囲気でスタートを切った。
「雨もあがって、本当に今日は何か起きるんじゃないの?こんな日にオレたちの愛の歌を聞いてくれー!」とオカモトショウが叫び、2曲目の『ラブソング』へ。ポップで可愛らしいくらいの歌詞の載った、ハッピーチューンに稲佐山はクラップ音が響くピースな場所に。高らかにラブを歌いあげ、メンバー全員が笑顔で音を奏でると、その笑顔とラブのパワーに稲佐山も笑顔がいっぱいに。Sky Jamboree初登場の彼ら。 「大好きな九州の、超出たかったフェスに出られて嬉しいです」とSJのファンへ挨拶。 そして3曲目はシンプルながらダンサブルでホットなロックンロール『Beek』へ。魅惑のダンスチューンに腰を振り、ステップを踏み、思い思いに体を動かし楽しむオーディエンス。真っ白な雲に覆われた稲佐山だけれど、この瞬間はダンスフロアでの楽しむような雰囲気に包まれていた。続いて『JOY JOY JOY』。跳ねるビートに同じく跳ねる観客。裏打ちのリズムに体を揺らして、まるで稲佐山全体が鼓動しているかのように躍動するステージの4人と1万人のオーディエンス。サビでは大合唱を生む。シェイクするリズムと軽やかに響くメロディでライブはグンと熱を増す。踊りっぱなしのライブは後半戦に突入。『青い天国』では会場の熱気がさらにヒートアップ。そのまま畳み掛けるように『恋をしようよ』へ。日本が誇る最高のロックバンド・ルースターズのカバー曲であるストレートな1曲に、稲佐山は揺れる。高く手を挙げてバンドと共に歌う観客の声が会場をこだまする。最後は『まじないの唄』。ロカビリーテイストな1曲ではステージ前に押し寄せたオーディエンスが揺れる。ハープの音が響き、ソウルに揺さぶる楽曲に煽られる会場。右へ左へと歩きながらコール&レスポンスで最高潮の盛り上がりを見せたOKAMOTO’Sの稲佐山初登場ライブはこうして幕を閉じた。

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